ホームページ制作依頼の前に目的を明確に

ホームページの新規制作やリニューアルを依頼する前に、まず「なぜホームページを新たに作りたいと考えたのか?」「そのホームページで何を実現したいのか?」といった、ホームページ制作の目的を明確にすることが重要です。ホームページ(Webサイト)は、その目的によってデザイン、システム、運営プランなど、あらゆる構成が決まります。明確な目的意識がなければ、ホームページの方向性も運営方針も決まらず、制作スケジュールや料金見積りにおいても、大きな支障をきたすことになります。

ホームページの完成は通過点。目指すべきはその先にある「目的」

制作前においては、ホームページを作ることが、最終目標になってしまっていないか?という点に注意が必要です。そもそもは、ホームページの完成を目的とする訳ではなく、あくまでホームページによって事業に良い成果が表れることを期待して制作を依頼しているはずです。本来目指すべき「到達点=目的」を改めて再認識しましょう。

そう考えると、必ずしもホームページの新規制作が最善策ではない可能性も見えてきます。費用を考慮して、まずは現行サイトの改善から取り組んでみたり、地域に密接した事業であれば、ポスティングや地域広告へ予算を投入したほうが実利に繋がる場合もあります。

つまり、目的意識によって、ホームページの方向性も存在意義も大きく変わってくるといえます。事業におけるホームページの在り方をしっかり考えることで、成果に繋がる道すじも見えてくるのではないでしょうか。

最初から「手法」に目を向けないこと

目的意識がはっきりしていない場合に、最初から「手法」に目を向けてしまうケースがありますが、これは適切な手順とはいえません。例えば「SEO対策は重要だと聞いたから、とりあえず取り入れよう」「ソーシャルメディアが流行だから事業に取り入れよう」「スライドショーがおしゃれだからサイトに取り入れよう」など、主流の方法論ありきでホームページの構成を考えても、一つひとつの施策には当然費用も掛かれば、サイトによって効果も優先度も必要性も異なるため、費用対効果の面でも望ましいことではありません。

重要なのはホームページの目的に基づき、必要性のある手法をロジカルに導き出すことです。あくまで自社ホームページの目的を前提に、優先度や重要性の高い手法を考察することが、考え方の正しい手順といえるでしょう。